Flyingbat Albatros D.III (Oef) illustrations


Marking and Camouflage


53.27 -1 / flown by Hptm. Godwin von Brumowski

改良したアルバトロスDIII53.27左側面図

Flik41に配備された53.27は、ジッとしてられない性格の指揮官ゴドウィン・フォン・ブルモフスキ大尉の洗礼を受け、シュワルツローゼ重機関銃2丁を上翼に取り付けられました。それに伴いコックピット前の外板を切り取られるばかりか、上翼の骨まで切り取られちゃいます。…大丈夫だろうか、という不安を残して次回に続いたりします。

53.27をいじり倒しているゴドウィン・フォン・ブルモフスキ大尉は撃墜35、未確認撃墜8の記録を持つオーストリアの撃墜王です。この後も大尉登場の予定は盛りだくさんなので、今回はざっくりとしたプロフィールのみを紹介します。
大尉は軍人一家出身で、野砲師団の副官としてロシア戦線で活躍。その後、航空部門に転属しFlik1とFlik12の配属期間では、オブザーバーとして5機を撃墜しています。そして、Jast24(Jastはドイツの飛行中隊)で研修後、Flik41Jの指揮官&パイロットとして終戦まで任務を全うしました。

  改良した部分の拡大図

53.27は、先に述べたように機関銃を取り付けるためにコクピット前の外板と上翼の一部を切り取っています。機関銃はそれぞれ前後2箇所で銃架と固定しています。前は上翼のラジエターに沿った平板と後方中心から伸ばした細板(もしくは棒)で固定し、後ろは2丁の機関銃間に梁を通し、機銃下から前・中・後と3本のパイプ(もしくは棒)を銃架として固定しています。

コクピットに乗り込む時に後のパイプが相当邪魔な気がしますが… それ以外の特徴として、規格外の大きな風防が付いています。

機銃は、正規の2丁を外して翼上に付けたのか、足して4丁にしたのか写真からは分かりませんが、こいつの場合は重装備をしたドヤ顔的な感じが似合いそうなので、イラストでは4丁機銃にしてみました。

改良したアルバトロスDIII53.27右側面図
改良したのアルバトロスDIII53.27上面図

本・雑誌・ネット掲載写真

※1 WINDSOCK ALBATROS D.III(OEF) p.4#11
※2 LEGENDS OF AVIATION 5 Albatros D.I-D.Va p.39#11
※26 CROSS & COCKADE JOURNAL Vol.19, No.1 p.33#11

ゴドウィン・フォン・ブルモフスキの参考・参照資料

※9 ABOVE THE WAR FRONTS p.175-176
※38 The Aerodrome Aces > Aces by Nation > Austria-Hungary >Brumowski, Godwin
WIKIPEDIA Godwin von Brumowski


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