Flyingbat Albatros D.III (Oef) illustrations


Marking and Camouflage


53.40

アルバトロスDIII53.40左側面図
53.40は、Fliegeroffiziersschuleで練習機として使用していました。

フィッシャー中尉が53.40で、離陸に失敗して機首から突っ込んだ2枚の写真(※5)があるのですがは、2枚ともディテールで見どころ満載なのです。プロペラのHEIDUKマーク、鋲から推測できる縦通材の位置、体軸ライン、シートベルトのタイプ、ラジエターの下面等々。体を張って色々な情報を提供して頂いたフィッシャー中尉なのですが、彼に関する情報は残念ながら何も持っておりません。

53.44の特徴は、右機関銃にリング式の照星と(恐らく)アルディス視準器を付けています。そして、その真横にコクピット内からバックミラーが取り付けてあります。照門を除くと自分の顔がどアップになると思うのですが… 何か意味があるのでしょうか? あとカウリングはC-2タイプです。

53.40のコクピット右側面を拡大した図 53.40のコクピット上面を拡大した図
コクピット前を拡大したやつです。先に述べたように、ミラーはコクピットの内側から固定しています。
アルバトロスDIII53.40右側面図
アルバトロスDIII53.40上面図

本・雑誌・ネット掲載写真

※1 WINDSOCK DATAFILE 19 ALBATROS D.III(OEF) p.5#2
※5 Albatros Fighters in action p.40(上) (下)#2


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